安心して車を売却するために(第5回)車と必要書類を引き渡す

更新日 2026/03/17
JPUC事務局

一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC) JPUC事務局

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一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)は、車買取業界の健全な発展のため業界団体の設立が望まれて2014年に設立されました。JPUCは「一般消費者への安全・安心なサービスの提供」という理念のもとに、顧客への不当な勧誘を防止し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択、および一般消費者が安心かつ安全に契約できる環境を提供することで、自動車の取引の公正化を図っております。

トラブルに巻き込まれることなく、買取業者に安心して車を売却するために、どのような準備や下調べをして、何に気を付けたらよいかなど、連載(不定期)でお届けします。第5回は「車と書類を引き渡す」編です。

バックナンバーはこちら 安心して車を売却するために(第1回)査定を申し込む前

                                                      安心して車を売却するために(第2回)査定を申し込む・査定を受ける準備をする

                                                      安心して車を売却するために(第3回)査定を受ける

                                                      安心して車を売却するために(第4回)契約する

第4回の続きで、契約後、車と必要書類を引き渡すまでの流れについて説明します。

契約書の控え、契約約款を受け取る

紙の契約書の場合は、複写された契約書の控えと約款を、電子契約の場合は、契約内容のデータと契約約款のデータをかならず受け取りましょう。第4回でも触れましたが、内容に誤りがある、あるいは説明と異なる場合などは、トラブルに発展する可能性もありますので、十分な内容確認を行ってください。

売却に必要な書類を用意する

主に必要な書類は以下の通りです。なお、車の状況や売却後の取り扱いなどによって、書類が異なったり、他の書類が必要なこともあります。かならず「何の書類」を「何のために」「何通」用意すればよいか、買取業者から説明を受けてください。特に、ローンや残価設定クレジットなどで購入した車の場合、ローン会社や販売会社が所有者((所有権留保)になっていることも多く、取得に時間がかかります。余裕を持って準備を進めましょう。

  • 自動車検査証 
  • 自動車損害賠償責任保険証明書 
  • 年度内の自動車税(種別割)納税証明書                               口座自動振替やオンライン決済などのキャッシュレス納付が進んでおり、納税証明書が交付されない場合もあります。手元に証明書がない場合は、買取業者に相談するか、管轄の窓口(登録車:都道府県の税事務所・ 軽自動車:市区町村の窓口)に問い合わせを行ってください。
  • 所有者の委任状、譲渡証明書                                        登録車:実印の押印が必要。 軽自動車:認印の押印が可能。
  • (登録車のみ)車検証上の所有者の印鑑登録証明書                                 
  • リサイクル券(預託証明書)
  • (個人名義の車両で、転居や改姓があった場合)住民票、戸籍謄本の附票、戸籍謄本など                  転居の回数などによって必要書類が異なりますので、買取業者に確認してください。
  • (法人名義の車両で、社名や住所変更があった場合)履歴事項全部証明書など

太字の書類自体に有効期限は定められていませんが、車の登録で使用できる期限は発行日から3ヵ月以内です。引き渡しの時点で2ヵ月以上の有効期限を求められることもあります。

※契約後、車を引き渡しの日まで使用する可能性がある場合や自走で持ち込む場合、自動車検査証および自動車損害賠償責任保険証明書は車と同時に引き渡すようにしてください。公道を走行する場合、原本(コピー不可)の携行が義務付けられています。

詳しいことは以下の記事でも解説していますのでご覧ください。

車売却・車買取契約の成立時期はいつ?契約書・契約約款で見るべき項目も解説!

違反金および自動車税(種別割)などの未納金がないか確認する

未納金がある場合、速やかに納付を済ませましょう。もし後に未納金が判明した場合、買取業者と支払いトラブルになる可能性もあります。次年度自動車税(種別割)の発生時期に車両を引き渡すなど、やむを得ず税納付ができない場合は、どちらが納付するのか明確にしておきましょう。

車両引き渡しの準備をする

車両に載せていた荷物・ETCカードなどをすべて降ろしましょう。載せたまま引き渡しを行い、あとで忘れ物に気づいたとしても、輸送済みなどで取り戻せず、トラブルに至ることもあります。基本的に、忘れ物については残置物として占有権を放棄したとみなされますので、十分注意してください。

車両と一緒に引き渡す主なもの

  • キー(リモコンキー・スマートキー)・スペアキー
  • 点検整備記録簿(メンテナンスノート)
  • 取扱説明書
  • 保証書
  • (取り外しをしている場合)純正パーツ・タイヤ

査定を受けた後、パーツやカーナビ、ドライブレコーダー、ETCなどの装備品を取り外す場合、買取業者に承諾を得たほうがよいでしょう。また、スタッドレスタイヤを装着していた場合「どのタイヤを引き渡すのか」など、あらかじめ確認を行うようにしてください。

個人情報の消去・保存データの初期化

カーナビに登録した情報(自宅などの登録地や履歴など)や保存されているデータ(音楽や映像など)、ドライブレコーダーに保存されているデータを消去(初期化)し、保存用のSDカードは初期化するか取り外しを行ってください。消去せず引き渡した場合、個人情報流失トラブルなどになることもありますので、注意が必要です。

車と必要書類を引き渡す

約束をした日時までに車と必要書類を引き渡すことは、売主としての責務です。どちらかの引き渡しが遅れることで、支払いに支障が出たり、減額を求められる可能性もあります。引き渡しが遅れるやむを得ない事情が発生した場合は、速やかに買取業者に相談してください。

買取業者(買主)の承諾なく引き渡しが遅れた場合、契約不履行として損害賠償責任を問われることがあります。約束した日時はかならず守りましょう。

買取業者や委託業者へ車を引き渡す際は、査定時の状態から変わった箇所はないかなど、現在の車の状態を確認してもらった上で、引き渡し日時が記載された車両受領(引渡)証の交付を受けてください。契約書と合わせて保管することで、「車を売却して引き渡しを行った」証明となります。のちにトラブルが発生する可能性も否めませんので、しばらく保管することをお勧めします。

 

次回(第6回)は「車と書類を引き渡した後」編です。

 

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